kobo touchを改造して、Webブラウザ等からスクリーンキャプチャを撮れるようにしてみました。
内部的にはカラーで処理されているのが分かりますね。
やり方は以下の通り。
0. あらかじめ、telnet/ftpなどを有効化してファイルを転送できるようにしておきます。(inetdを有効化しておく必要があります。)
こちらなどを参考に→ 楽天のkoboを買いました – wifi経由でtelnet接続できるのを確認 - 記録
1. こちらのソースをCodeSourceryのARM用GNU/Linux向けgcc等を使ってビルドします。
% arm-none-linux-gnueabi-gcc -Os fb2bmp.c -o fb2bmp
やっていることは、/dev/fb0 からフレームバッファの中身を取得し、24bit RGBに変換してHTTPレスポンスを返すというものです。
2. FTP等で、fb2bmpをkoboの/usr/bin/に転送します。
3. /etc/inetd.conf を編集して、下記の行を追加します。この例では、80番ポートにアクセスがあったら /usr/bin/fb2bmpを起動するようにしています。
80 stream tcp nowait root /usr/bin/fb2bmp
4. kill -HUP
5. Wi-Fiに接続した状態で、koboのIPアドレスの上記ポートにWebブラウザからアクセスすると、BMP形式でスクリーンキャプチャが取得できます。