先日のエントリ(Raspberry Piで航空機からの位置情報信号ADS-Bを受信してみた - Okiraku Programming)の続きです。
SDRチューナーに付属のアンテナでも最大100nm(180km程)の距離にある航空機の信号を拾えていましたが、ものは試しということで、グランドプレーンアンテナを作ってみました。1090MHz用なら小さくてすみますし。
材料はMCX用の変換ケーブルと1m程度の針金。変換ケーブルはamazon.comで買いました。
Amazon.com: DHT Electronics RF coaxial coax cable assembly SMA male to MCX male right angle 6'': Computers & Accessories
amazon.co.jpで探すとこんな変換ケーブルとか、
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アンテナを直結するならこんなアダプダでも良いかも。ケーブルでの損失がないというメリットもありますし。
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作り方。まず780mm分の針金を切り出し、12等分に折り曲げたものを作ります。これをコネクタの金属部分に6つのラジアルが半径65mm (1090MHzの1/4波長)で広がるようにして半田付けします。さらに下向きに少し角度をつけてあります。*1
あとは65mmの銅線を、センターエレメントとして同軸ケーブルの中心線に半田付けすれば完成です。
これを窓際に置いてみた結果、最大受信距離は180nm(約330km)と、約1.8倍になりました。簡単な工作でかなり改善したので満足です。
相変わらず方角が窓の向いている南に偏ってるのは仕方ないですね。