FeliCa PlugではなくPaSoRiを使っています。
SuicaとEdyを交互に検出して、残高を表示しています。
おサイフケータイのように両方に対応するものは両方とも表示。
「WebTo」機能(三者間通信)も試してみました。ケータイをかざすだけで、URLをプッシュしてブラウザを起動させることができます。
使ったもの
- PaSoRi (RC-S320:既に生産終了 → RC-S370)
- USBホストシールド
- I2Cキャラクタ液晶
PaSoRiライブラリとサンプルスケッチ
今回作ったスケッチをライブラリとして置いておきます。
旧バージョン: http://neocat.jp/arduino/Library-PaSoRi.zip (RC-S320専用)
現バージョン: http://neocat.jp/arduino/Library-PaSoRi-1.1.0.zip (RC-S320,330,370対応)
展開後のPaSoRiフォルダをスケッチのlibrariesフォルダ内に格納して下さい。IDEを再起動すると、サンプルスケッチが File > Example > PaSoRi 内に現れるはずです。
ライセンスはMITライセンスとしておきます。あくまで試しに作ってみただけなので、動作は保証しかねます。RC-S330,370等では試してないので動かないかもしれません。 追記12/2 RC-S330,370にも対応しました。
なおこの他に
- USBホストシールド用のライブラリ
- 上記が使っているSpiライブラリ(Arduino IDE 0019以降に同梱されているものとは別物)
が必要です。
参考にしたサイト
- http://wiki.osdev.info/?FeliCa
- libpasori - RC-S320操作コード
- http://cgi42.plala.or.jp/~mediware/wiki.cgi?p=%BB%B0%BC%D4%B4%D6%C4%CC%BF%AE
IDm (FeliCa固有の番号)を使ってセキュリティボックスを作った方もいるようです。
ArduinoとFeliCaでセキュリティボックス - YouTube
上記のライブラリもIDmやPMmの取得に対応しています(詳しくはExampleスケッチを見て下さい).