作業環境はMac OS X 10.5を使います。rubyはもちろん、なんとrails標準インストール済み(ただしver1.2.6)。
というわけで、さっそく作成開始です。まずは、railsの開発環境を生成。
% rails monologue create create app/controllers create app/helpers create app/models create app/views/layouts create config/environments create components create db ...
コマンド一つでいろいろ出来上がり。ディレクトリ構成は、
ディレクトリ | 内容 |
---|---|
app/controllers | コントローラ |
app/helpers | ヘルパークラス |
app/models | モデル |
app/views | ビュー |
config | アプリケーションの設定 |
db | DB用のファイルが入る |
db/migrate | migration用ファイル。DBを自動で作ってくれるetc. |
doc | ドキュメント(READMEとか。多分しばらく書かないが^^;) |
lib | ライブラリ? |
log | ログ |
public | Webサーバの公開フォルダ |
public/images | 画像ファイル |
public/javascripts | JavaScript (.jsファイル) |
public/stylesheets | スタイルシート (.cssファイル) |
test | ユニットテスト(これも最初は書かない… *1 ) |
script | スクリプトなど。Webサーバもここに入っている |
vendor/plugin | プラグインなど |
という感じらしい。
DBとしては最近は sqlite がデフォルトなので、何の設定もいりません。が、MySQLを使う場合は以下の設定を書き換えます。
config/database.yml の
adapter: sqlite3 database: db/production.sqlite3 timeout: 5000
となっている部分(3カ所)を全て、
adapter: mysql username: monologue password: ****** database: monologue socket: /tmp/mysql.sock
と変更。MySQL側でもDBとユーザを作ります。日本語を使いたいので、utf8を文字コードとして指定しておきます。
mysql> create database monologue default character set utf8;
このときユーザ設定(権限の設定)もしておきます(詳細略)。
とりあえずサーバを起動してみます。
% cd monologue % script/server => Booting Mongrel (use 'script/server webrick' to force WEBrick) => Rails application starting on http://0.0.0.0:3000 => Call with -d to detach => Ctrl-C to shutdown server ...
この状態で http://localhost:3000/ にアクセスしてみると、Railsのロゴと Welcome aboard / You’re riding the Rails! というメッセージが。これで、いよいよ中身を作っていきます。