FedoraやCentOS 6/7、RHEL 6/7のinitramfsを展開する
FedoraやCentOS 6/7、RHEL 6/7のinitramfsでは、先頭にEarly CPIO image(CPUのmicrocodeなどが入っている)がつくようになり、本体の起動RAMディスクイメージ(圧縮cpio image)はその後に来ます。
本体を展開するには、先頭部分を飛ばす必要があるため、dracutが提供している skipcpio というユーティリティを通してから展開します。
mkdir img cd img /usr/lib/dracut/skipcpio /boot/initramfs-XXX.img | gunzip -c | cpio -i -d
なお中のファイルリストが見たいだけなら
lsinitrd /boot/initramfs-XXX.img
でOK。ちなみにlsinitrdの中身はskipcpioなどを使ったshell scriptです。