ドア開閉ロガー

ドアを開けたり閉めたりした時刻を記録するデバイスを作ってみました。簡易セキュリティみたいな感じ。

なんと4階建て(下からArduino, XBeeシールド, バニラシールド, 秋月のキャラクタ液晶)。
なお実装がきたないのは仕様です(ぁ)。


ドア開閉の検出は、赤外線の反射を利用して行っています。

リモコン用の赤外線センサを流用している都合、赤外線LEDから38kHzの信号(0.2〜0.3ms)を100ms周期で発信し、これを一定回数連続して受信できたら検知としています。出力はかなり押さえてますが、それでも乱反射した赤外線をノイズとして拾いやすいので、設置場所やフィルタ回数の調整がちょっと面倒。まあ一度調整してしまえば割と正確です。*1


ドアの開閉を検知すると、XBee(2段目)で無線信号を送出。これを拾ってカメラなどを作動させれば防犯カメラ的なことができるかも。


RTCを載せて、検知した時刻の履歴もとっています。この履歴や時計合わせもXBee経由でPCに転送できるようにしています。こちらでライブラリや回路例を公開して下さっているので、ありがたく使わせて頂いてます。写真では見えないけど、いちおう電気二重層コンデンサでバックアップしてあるので、電源を落としても時計は維持されます。


液晶はおまけで現在時刻や検出回数などを表示。ポートが余ってたのでなんとなく^^;

*1:ノイズと言えば、LEDの点滅の影響で電源に38kHzが載ってしまうとセンサが誤動作するので、センサの電源にもフィルタを付ける必要がありました。