rsyncでMac OS Xのバックアップ

Mac OS X 10.5 "Leopard"が発売され、いろいろ(プラスにもマイナスにも)Mac界は盛り上がっているようです。

うちもそろそろインストールしたいのはやまやまなんですが、アップデートインストールはトラブルがいろいろ報告されているし、かといってクリーンインストールは、finkその他でシステムに入れているもの等、移行しなければならないものが多すぎてとても大変です。

そこでいったん別のディスクにインストールし、徐々に移行していく方法を採ることにしました。しかし私が使っているのはノートPC(PowerBook G4)なので、起動に外付けHDDが必要になってしまうと不便なため、今Tigerが入っている内蔵HDDにLeopardを入れたいところ。

そこで、外付けHDDに丸ごとTigerを複製してしまうことにしました。やり方は以下の通り。
いったんTigerを別のディスクから起動(インストールDVDでもいける?)し、ターミナルを起動して、

 rsync -arvE /Volumes/Tiger/ /Volumes/TigerBackup > rsync.log

とすればOK。rsync.logをダブルクリックすると、コンソールで進捗が(何となく)分かります。
なお、スラッシュの付け方には注意が必要です。またTigerBackcupの方は初期化しておくこと。
ちなみに、Carbon Copy Clonerも似たようなことやってます。

私はホームディレクトリは別のディスクに既にバックアップがあるので、--exclude=/Users/ を付けてコピー対象外としました。あとは、

ln -s /Volumes/HOME_BACKUP/Users /Volumes/TigerBackup/

としてシンボリックリンクをはっておけば、バックアップ先のディスクからもちゃんと起動できます。

ちなみに概略しか書いてないので、このコマンドで何が起きるか分からない方は理解できるまで真似されないことを勧めます。^^;

さて、あとはトラブル覚悟でアップデートインストールしてみることにします。いざとなってもTiger環境があるし。。。